ピクスクで一次創作って売れるのか?という問題

オリジナル創作で、pictSQUAREでも活動中

pictSQUAREというオンラインイベントサービスがあります。

ピクスクのサイトはこちら(別窓)

このサービスは昨年、2020年5月頃から利用していて、
初めて見た時は衝撃を受けました。
なんていうか、まさに自分が思い描いていた、
ほしい!と思っていた理想のバーチャル即売会システムだったのです。

・・・

そんなこんなでサービス開始直後からずっと参加し続けてきました。
有料化した後の現在もずっとサークル参加しています。
ジャンルは自分はずっとオリジナル創作です。
(一次創作と言った方が分かりやすいのかな・・・)

一度だけ二次創作でもサークル参加しましたが、
それはとりあえず置いておき、一次創作目線での記録です。
私の詳しい活動状況は、「はじめに」をご覧くださいませ。
この記事を参考にする際のものさしになると思います。

 

ピクスクってぶっちゃけ一次創作はどうなの?

それでは本題に入ります。

正直、一次創作ってピクスクどうなの?
売れるの?

 

多くの人が気になってる事かと思います。
結論から言うと、「条件さえ整ったら売れる」だと思います。

そんなのリアルイベントでもそうじゃないか、という感じなんですけど、
やっぱりリアルイベントと違い、来る層も違えば、
作品の情報量や見え方的な部分でも、やはりオンラインは不利です。
まさか全部見せるわけにもいきませんからね💦

そしてその条件っていうのは何なのか?というとこですが、
下記の3つの条件が良い感じに揃った時だと思います。

  • 条件1.自分にあった作品傾向が集まってること
  • 条件2.主催者・参加者共に広報に力を入れていること
  • 条件3.サークル数と参加者傾向のバランスがいいこと

何度も参加してきて、ひとつでも欠けるともう見てもらえない感が強くなりました・・・
基本的に自己の作品や設営の話は抜いて、イベント自体の状態に焦点を当てます。
自分なりに感じた事を、順番に語っていきますね。

条件1.自分にあった作品傾向が集まってること

これはどういうことかというと、
要は一次創作って括りだけだと「ジャンルごった煮」状態なんです。

ジャンルごった煮だと、ホラー、ほのぼの、ファンタジー、
はたまたNL、BL、異種族、もう本当にごちゃごちゃで、
こうなるとサークル数が多いほど、探す方も大変ですし
結果的にターゲットが定まらず、全体的にぼやけてしまう感じがありました。

なんでも置いてある本屋さん状態です。
よほど探す意欲の高い、なんか面白いものないかな~って
探しに来てくれる人でなければ、なかなか足を運んでくれませんし、
何しろまだピクスク自体が思ってるよりも全然世間に浸透していません。

二次創作でピクスクが強い原因はここにあります。
「ジャンルがしっかり定まっている」から、好きな人しか来ない状態になってにぎわいます。
一度だけサークル参加した二次創作イベントは、
あまりに雰囲気が違い過ぎてびっくりしました。
みんな作品のファンなので、めっちゃ楽しかったです。別もんでした。

じゃあ、その感じをどうしたら一次創作でもやれるのか?
それは「作品傾向をプッシュしたイベント」になります。

ダークファンタジー系の創作、ゆるふわ系創作、BL系創作など・・・
このように「雰囲気分け」をしたイベントでは、
合致していればけっこう見てくださいます。
なので、今までピクスクに一次創作イベント参加して売れない・・・
と感じた方は、次の参加からジャンルを考えてイベントを探すといいかもしれません。
(BL系は創作でも強くて、けっこう定着してにぎわっているみたいです)

最近だと自分はオールジャンルイベントだとほぼ反応がなくて凹んでいました。
しかし「妖怪系」のイベントに参加したら、反応があったので、泣いて喜びました;;
自分のジャンルはがっつり妖怪ってわけではないですが、
化物退治や恐怖表現、または精神世界の評論が多い作品でもありますので、
好みの傾向が合致してたのかもしれません。

他のイベントでは、キャラ押しのTRPG勢の多いイベントなどでも良い反応がありました。
自分は一枚絵のイラスト中心ですし、若干少年漫画っぽくもあります。
もしかしたらゲーム系と雰囲気的に相性が良かったのかもです。
(ちなみにこの時は、自分のツイッターは引きこもりで宣伝せず、ほぼイベント参加のみの状態でした)

少年中心イベントでも、わりと良い感じだったので、
ジャンルが合致すると自分は悪くないのだと再認識しました。
ツイッターで活動している場合は、フォロワーさんが増えるきっかけにもなりやすいです。

リアルイベントでは逆にこのようなジャンル系イベントは珍しく、
基本オールジャンルで開催されます。
しかし、作品の情報量や、来る層が全く違いますので、同じとは考えられません。
オンラインイベントならではの注意点ですね。

条件2.主催者・参加者共に広報に力を入れていること

主催さまの力にゆだねている感じで少し申し訳ない判断基準です・・・
・・・が、長く参加してきて、どうしても、切っても切れないものだと感じました。
すみません・・・イベントの拡散力に頼らせてください・・・

それに、イベントはみんなで作るものです。
参加者みんなで賑わいを作らなければいけません。
(もちろんできる範囲でです・・・!)

分かりやすい判断基準としては、
まずは、イベントのページから見れる主催さまの情報欄です。
そこからTwitterなどでの宣伝・活動状況をチェックしましょう。

主催さまのイベントの告知頻度やその反応傾向、
イベント内の催し物(サークルアンケートやアンソロ企画等)
そして、イベントハッシュタグの賑わい状況などをチェックします。

基本的に直感でいいと思うので・・・・
にぎわってる!活動方針が自分に合ってる!と感じたら、
まず基準クリアと考えても良いと思います。
ジャンルや主催さまの力にも限界がありますので、
その賑わい具合は各イベントごとに判断する方が良いでしょう。

ちなみにサークル参加数は、直接的にはそんなにアテになりません。
(次の条件3で、参加数を気にした方がいい場合のデメリットを説明します)
というのも、少ないなら少ないで自分のスペースにしっかり時間が回ってきますし、
多いなら多いでサークル参加者の数ほど見てもらえる可能性が高くなると思うからです。

それに、ジャンルが指定されてるイベントなら、
限定されたニッチな傾向なものほど、必然的に集まりは悪いと思われます。
前述した反応があったイベントも、参加者は10~20サークル程で、
とても少ない方だったにも関わらず、
自分としてはそれなりに購入もメッセージも頂いて、とてもほっこりしました。

せっかくのイベントなので、自分が楽しいと思える
イベントに参加できるといいですね。

条件3.サークル数と参加者傾向のバランスがいいこと

条件2の続きの話のようになりますが、大切な事に思います。
この判断は少し時間を要しますが、参加イベントをしっかり吟味する場合は絶対に大事です。

ジャンル指定の創作イベントの場合でも、
申し込む前に既にサークルリストが公開されていれば、かかさずチェックしましょう。
(公開されてなければイベントハッシュタグ等でも調べられます)

自分はあまりにも心配性です。
もしかしたら「自分が思ってるものと違った」ということが
起こるかもしれませんので、自分はサークルリストのサークルさんを見て、
申し込みの前に、自分が本当にジャンルに合うのかどうか最終チェックをしています。
(実は軽率に申し込んで、何回かそういう事があってさみしい思いをしました・・・まぁそんなのほぼ運なのですが・・・)

また、それに付随してサークル参加数も少し大事です。
前の項目で参加数はアテにならないと書いたものの、
ジャンル傾向バランスが気になった場合は、ちょっと気にしましょう。
サークル参加数が100SPを越えて、
なおかつ、ジャンル傾向が全体的に合ってないなと感じた場合は要注意です。
サークルチェックした時に、大多数が自分の傾向とかけ離れていた場合、
まったく受けない事が多かったです。無反応!つらい!

これはまだ、ピクスク自体がサークル参加者にしか認知されてない事が大きいと思われます。
まだまだコミティアに来てくださるような、
能動的な読み専といえる一般参加者さまが、とっても少ないのです。

必然的にジャンルが大多数と違う場合は、その多数ジャンル目当てで来た人には
普通にジャンルが合わないので、せっかくたくさん人は来てるのに、
まるごとスルーされる的な事が起こります。
自分の作品力のなさもありそうですが・・・
実際に別のイベントでは売れる体験をすると、
イベントの違いってのはある程度仕方なく影響するものだなぁと感じました。
逆に全体の雰囲気が、自分のジャンルに合うと感じた方は参加してもいい気はします!

また当たり前のことですが、サークル数が多いほど、見て回るのが大変です。
50SP以上でも多い方ですが、100SPを越えたら、
まず全体をさらっと回る、という見られ方をします。
なので、基本的にサークル数が多くなるほど、
自分に回ってくる時間は減る
、と捉えた方が良いです。
イベントの開催時間が短めなら、尚のことです。
(これはリアルイベントでも同じことですかね・・・)

サークル数が多かった場合の開催時間に関しては、できるだけ1日開催や、
夕方開始の実質2日開催イベントが余裕があって良いなと思います。
主催さんのご都合やイベント内容にもよるのですが、
一次創作だとフルに時間を使えた方がメリットしかないので、
開催時間の短いイベントは、その時間だけ売れない可能性が高くなります。

また、2日開催形式は、地味なメリットもあります。
開催2日目突入時に、ピクスクのイベント一覧トップに表示されるという、
地味ながらもイベントが発見される可能性が高くなるメリットもあります。
(23時台終了のイベントが一斉に終わる為)
一次創作は!!!
できるだけ認知されたいので!!!
些細な事でもきっかけになってほしいです!!!

まとめ?

やや話がごっちゃになってしまいましたが、まとめとしては・・・

自分に合うと思うイベント、楽しいと思うイベントに参加しよう!
ってことですね。
あと、やっぱり1回だけの参加では売れる売れないの判断できないです。
そもそも一般参加者が少なくて、まだ増えてる途中ですので・・・

自分は、何回も参加していって、時々新規の人に認知されて・・・っていう、
リアルイベントと同じことをしている気がします。
当たり前な事だけど、ピクスクだとまだまだ勝手がわからんので、
私も現在進行形で参加して吟味していってるところです。

とにかく、オンラインだと売れない・・・なんてことはない、という事だけは言いたいです。
ぶっちゃけ私は、ピクスクがあったからこそオンラインで売れ始めました。
ピクスク無しじゃオンはやってける気がしないくらいです・・・

あとは作品の中身、店舗の整備やお品書きのわかりやすさなど、
そういうとこの問題になってきます。
イベント自体の自分なりの気にする部分は、以上となります。

  • 条件1.自分にあった作品傾向が集まってること
  • 条件2.主催者・参加者共に広報に力を入れていること
  • 条件3.サークル数と参加者傾向のバランスがいいこと

自分も意識していこうと思います。
安いとはいえ、何だかんだ参加するのにお金かかりますからね・・・
長い記事を読んで下さり、ありがとうございました・・・!

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