個人サイト時代が好きだった人はピクスク向いてる説

めちゃくちゃ極論的タイトルですが、
自分的にはけっこうそうなんじゃないかな~的な確信を持てています。

ピクスクってなんぞや?という方に軽く説明いたしますと、
2020年に発足した「オンラインイベントサービス」です。
正式名称は、pictSQUARE(ピクトスクエア)です。
オンラインでイベントを開催するための、会場貸し出しサービスですね。

<pictSQUAREのサイトはこちら>

そしてみなさん、個人サイトってご存じですか?
ウェブサイトって実は誰でもすぐにでも作れるもので、
それぞれ個人が発信したい事があれば、いつでも作れます。

一昔前、今から10年以上前は、個人サイト全盛時代でした。
絵を描くクリエイターは、多くの人は個人サイトを作って情報発信をしていました。
携帯用サイト、ブログも、お手軽発信ができるので、流行りましたね。
色んな人が集まるサイトといったら、基本は掲示板やチャットが置いてあるサイトでした。

私はそんな時代の個人サイトがとても大好きでした。
作品を作って、時々お絵描きチャットとかでお話をする程度で、
けっこうたくさんの人に遊びに来てもらえて、見てもらえていたのです。
何よりそういう宣伝行為が大の苦手な自分でも、
ちゃんと活動が成立していたのが、すごいなと思いました。
(サーチサイト登録しても日付更新したりしないし、まじで宣伝してなかった)

緊張しいのくせにわざわざ勇気を出して、
掲示板書き込みや心臓ばくばく状態チャットで
コミュニケーション取ってたのは頭おかしかったかもしれないけど・・・
この、気軽ではないからこその貴重な交流
というのが、大変良い経験になってると思っています。

なんていうか、SNSは気軽すぎるが故の怖さ
というものが付きまとっていて、個人サイト時代とは全然違うのです。

突飛ですが、今回はそんな個人サイトが好きな人って、
もしかしてピクスクは向いているのではないか・・・?
・・・という持論を順番に語っていきます。

 

個人サイトは、だれでも作れるのだが大変・・・

日記的なものを発信したり、
役立つ情報サイトを作ったり、
作品を発表したり、交流するためのサイトを作ったり・・・
目的に合わせて、自分の好きな形でインターネットの情報発信ができるのが、
個人のウェブサイト、すなわち個人サイトです。

個人サイトは、自分のおうち、お城、とも例えられます。
自分が管理者なので、俺がルールだ状態になれるのです。
ここがホントに大好きで、私は個人サイトを手放すことができません。

しかし今のインターネットの環境って、どうでしょうか?
個人がインターネットで情報発信、と聞くと、何を思い浮かべますか?
今の時代だと、多くの方は「SNS」を利用するのではないかと思います。
簡単な投稿機能や自分のアカウントというホームを、
SNSに登録するだけで作ることができるので、とっても便利で楽なものです。

何だかんだ、ウェブサイト作りってやっぱり大変なもので、
昔だったらHTML(建築材と道具)を学んで、
サーバー(土地と住所)借りて・・・と、
けっこうハードルが高いのも事実でした。
今は今で、HTMLが全く分からずとも
カッコイイサイトを作れるサービスが充実していますが、
それでもやっぱり何もない所から作るのって大変です。

こういうものをコツコツ作れるってのも
才能の一つだと思いますし、向き不向きは当然あると思います。
作ってもまた更新を続ける、というのも、大変ですしね。

楽で便利な方に人が流れるというのは自然なことで、
SNSが発達していくと共に、手間のかかる個人サイト文化は廃れ、
見る側も、情報が自然に流れてくるSNSに留まる事が多くなり、
個人サイトを自ら探して楽しむ文化も廃れていきました。

※昔と比べて廃れている、というだけで、今も個人サイトで活動する人はわりといます!

こんな感じで、今現在は個人サイト中心で情報発信をしていこうにも、
個人サイトを探す人口が昔より減っているので、
活動しづらくなった、と感じている人はとても多いかと思います。

 

時代の流れで仕方なくSNSを・・・

個人サイト時代からSNS時代に。
今の時代、仕方なくSNSを使って宣伝をする、という人も多いと思われます。
私も、その一人です。
しかし、やっぱりSNSって個人サイトと勝手が違うので、向き不向きは当然あります。
誰でも上手く行く、というわけではないと思います。

SNSが向いてないと思ったけど、今はSNSにばかり人口が集中してる・・・
でも使うのが辛い、違和感がある、という人は、どうしたらいいのか?

なんとか折り合いをつけて活動し続けるのも良いですが、
私は、最初に挙げた「pictSQUARE」というサービスに出会って、
SNSを無理に頑張る必要はないのかもしれない
と強く思うキッカケになり、すごく楽になりました。
なぜそう思えるようになったのか、次からお話していきます。

 

pictSQUAREは個人サイト時代の立ち回りができるぞ!

なんていうか、このサービス。
個人サイト時代の立ち回りが、そのまま流用しやすいのが大きいです。

自分はこんなご時世でもずっとSNSでの創作発表が苦手で、
個人サイトをずっと手放せませんでした。
現役の個人サイト大好き星人です。

そんなこんなで使い始めたピクスクは、
自分との相性があまりにも良すぎて、
新規サービスのはずなのに、すんなり自分に落とし込めました。
このサクサク感とか苦の無さって、どこから来てるんだろう、と不思議に思いました。

いろいろ参加してきてふと思ったことがありました。
この運用の感じ、個人サイトとスタンスが同じだ、と。

具体的に、pictSQUAREのどの辺が
個人サイトの立ち回りに流用できるのか、順番に解説していきます。

 

自分のサークルスペースに来てもらう=個人サイトに来てもらう

SNSって、あまりにも情報が多いので、
そんなに創作作品を流されても、見る側は追いきれません。
しかし、リアルイベントなどの出展者の絞られた空間なら、
イベントに出ている人だけを見るので、SNSのように埋もれる事が減ります。
少なくとも視界には入ることは多いので、
そういう風に発見してもらう事を目当てにイベントに出ています。

個人サイトも実はそれに近くて、全盛期時代でさえ、
やはりサイト作りは手間だし知識も必要だったので、
サイト開設者自体はそこまで増えすぎるという事はなかったように思います。

ネット自体もパソコンや携帯電話がある事前提でしたしね。
当時は持ってない人も多かったでしょう。
なので、意外と自然に、見るコンテンツというのは制限されていました。
(今は個人サイト探されないので、だから今、頭を抱える事に・・・)

この個人サイト時代の、
創作を見るなら自ら探しに来る、数が少なくて探しやすい、
という感じははイベントと似ていて、
ピクスクは簡易的ながらも、「イベント出展者」という数の絞られた状態になります。
私はこれを目当てにピクスクイベントに出ているようなものです。

今のピクスクはまだまだ認知が低く、一般参加者が少ないのは事実ではありますが、
そこは始まったばかりの文化、サービスなので、仕方ないでしょう。
私自身は交流皆無だったので、サークル参加者同士でも初めての人が多かったです。
SNSを経由しないってのはかなり楽だったので、まずは数回参加してみませんか?

 

サークル参加=検索エンジン登録に似ている

これはどういう事かというと、
たとえば「一次創作の和風創作」という大雑把な括りのピクスクイベントに参加したとします。

すると、ピクスク上では、
「サークルリスト」「会場でのスペース配置」が行われます。

当たり前ですが、この状態は
「一次創作の和風系のみ」ピックアップされた広告を貼っている感じになります。
凝ったジャンルのイベントほど、この効果はかなり大きく、
似たような属性の人を呼び込みやすいし、分かりやすいです。

もちろんあくまでもイベントなので、
イベントが終了すれば参加者以外は後から見られなくなってしまいます。
しかし、「イベント」という特性がある以上、
主催さまの動きや宣伝状況の盛り上がりが上手く行けば、
いろんな人が見てくれる可能性は広がります。
将来的に利用者が増えれば、
検索エンジン以上に見つけてもらえる可能性がとっても高い気がしています。

少なくともSNSを経由せずとも、サイトを見つけてもらう導線を組む事ができるのです。

 

店舗設定を工夫次第で個性豊かにできる

これはちょっとテクニックがいる上に、
サイト作りが凝り性な人向けです。

誰でも簡単に・・・というわけにはいかないかもしれませんが、
ピクスクと同じ運営が作った通販システム
「pictSPACE」を利用することで、
HTML+CSSによる通販の見せ方や、
イベントに来た人限定コンテンツなど
ある程度イベント的に凝る事ができます。

<自家通販サービス pictSPACEのサイトはこちら>

オンラインで本の見せ方に制約がある以上、
情報発信の仕方は丁寧にしていきたいものです。

何も考えずにBOOTHや書店委託のURLを使えば楽なのですが・・・
イベント当日、BOOTH上ではイベントに来ずとも誰でも見れてしまうし、
何より情報の見せ方を凝る事ができません。
(BOOTHって太字・文字色設定すら使えないじゃないですか・・・)

pictSPACEを使った店舗設定、頒布物設定なら、
HTML+CSSで、ある程度まで装飾(※)することができます。
文字情報って詳しくなればなるほど見づらくなるのですが、
そこを装飾でなんとか見やすくしたり、
画像も付けられて、本当に遊び放題です。
外部リンクに飛ぶことなく、イベント内でさくさく見てもらえるのも利点でしょう。

見せ方をこだわりたい!他の人と差別化したい!という方には、オススメの楽しみ方です!

(※)詳しいことを言うと、
ブロック要素と呼ばれるHTMLタグは
独特の挙動になり不便になるので、利用は奨励しません。
インライン要素の仲間である、
span、a、font、strongタグ
などにstyleを付け足して、CSS装飾を利用しましょう。
(ブロック要素:div、ul、ditail、h1、h2、h3などの見出しタグ、CSSのdisplay:block;など)

 

書き込みボード=メール・掲示板やゲストブック

ピクスク内イベントでは、自分のスペースに
「書き込みボード」というものが設置されます。
デフォルトではオンになっており、設置の有無を決められます。

これはどういうものかというと、
「サークル主」と「書き込んだ人」のみ見える
1対1のやりとりができる掲示板です。

この書き込み内容、サークル主自身は、会場に入らずとも確認・返信することができます。
私はこの機能がすごく好きで、
疲れたら会場入りせずに過ごしているのですが、
書き込みボードへの書き込みは
ピクスクのサイトの通知で連絡が来ますので、
それに気づいた時だけ、会場に入らずに返信してます。

そうです。無理して会場に入らずとも、
イベントは進行し、スペースには人が来るのです。
自分はいなくてもいい。待っていればいいのです。
この感じ、個人サイトのスタンスととっても似ていませんか?

もちろんイベント中なので、反応は気になるのですが・・・
ピクスクイベントって、なんか人がいるほど恥ずかしくてゆっくり見れない事が多いので、会場に誰もいない方が見やすい何てことも多い気がします。
自分は午前4時台のピクスクイベントは、
人が全くいない逆ゴールデンタイムとしています。
この時間帯によく全体を見て回っています・・・恥ずかしいので・・・

まぁこんな感じなので、自分は居なくても本当に問題ない、というのがありがたいのです。
全く会場行ってないのに反応ある事なんて普通です。
むしろ会場にいて声を掛けたらビックリされたのか逃げちゃった
という人、いっぱい見かけてきたので・・・
もう今はほとんど、会場の自分のスペースにいることはありません。笑

 

チャットをしたい意思を選べる

前の話と同じ流れですが、
会場についてる「チャット機能」も、
会場入りさえしなければ見えないし、気にすることはありません。

自分が話したい・できる時だけ「在席中」と書いてスペースに一定時間だけいたりして、
そうしていると、話したい人が積極的に話しかけて下さます。

雑談したいなぁと思えば、
雑談している広場などに「こんにちは」と
あいさつすれば混ざる事はできますし、
「チャットをしたい・見たい意思」を選べるのは、とてもありがたいです。

Twitterだと「常に人のチャットが見えている状態」になって、
私は今でも時々見たくなくなります。
個人サイトはそういうことがないのが救いで、だから引きこもれるのです。
これと同じスタンスをピクスクは貫けるので、ありがたいんですよ・・・

 

まとめ:ピクスクは作品の見せ方に集中しやすい

だいたいSNSが苦手な方というのは、
交流とか宣伝の手間が苦手、というイメージがあります。
自分もそうです・・・つらい・・・

参加費がかかるので、活動費を課金するような形に
なってしまうのは気にはなるところですが、
SNSがどうしても苦手、でも、見てもらいたい
という方は、数回ピクスクイベントに出てみてほしいです。

設営や頒布物の説明をしっかり作り込めば、SNS無し、交流無しくても見てくれると思うのです。
私はたくさん参加してきて、それをよく感じました。

もちろん、無理に会場入りする必要もありません。
だって、行かなくたって設営準備さえできればイベントは回っていくのだから!

一つ注意点としては、書き込みボードの通知はサイト内通知で完結してしまいます。
メールで通知が来ることはありませんので、
イベント開催内はなるべく、ピクスクのサイトを更新して
通知を気にしていた方が良いでしょう。
開催中見れない・見たくない場合は、しっかり終了後に一度通知を見るようにしてくださいね。

ピクスクもっとひろまれ~~~!
<pictSQUAREのサイトはこちら>

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